
グループ NewJeansのメンバーが使用していた名前‘NJZ’アカウントが次々と非公開に切り替わり、その背景に関心が集まっている。
1日現在、NJZの公式インスタグラム・TikTok・YouTubeアカウントはすべて投稿が見えない非公開状態となり、フォロワーも全員解除されたことが確認された。現在残っている公式アカウントはX(旧Twitter)程度で、残りは事実上運営を中止した雰囲気だ。
NJZはNewJeansのメンバーがHYBE・ADORとの専属契約解除の葛藤を抱えていた昨年2月、独自の活動を念頭に置いて作られた名前だ。当時メンバーはNJZという表記を使用して別のアカウントを開設し、これはADORとの協議を経た公式グループ名ではなく、メンバー側の独自宣言に近かった。
その後、状況は大きな転換点を迎えた。NewJeansのメンバー全員が現在ADORへの復帰の意志を明らかにしているからだ。先月11日には海外に滞在中のハニを除く4人のメンバーと保護者がADORのイ・ドギョン代表と直接面談を行い、この場で「ADORに戻ること」を前提に意見を交わしたと伝えられている。
復帰の公式化プロセスは順次行われた。ヘリンとヘインがまずADORを通じて復帰の知らせを伝え、その後ミンジ・ダニエル・ハニが別の立場を示し参加の意志を伝えた。ただし、これら3人のメンバーの発表直後、ADORは「真意を確認中」という短い立場を示し、公式確定には慎重な態度を見せた。
ADOR側はその後「メンバーとの個別面談日程を調整中であり、円滑な議論が行えるよう最善を尽くす」と明らかにしている。法的争いの局面で分かれていたNewJeansとADORが再び関係を再構築しようとしている様子だ。
このような中、メンバーが争いの局面で使用していたNJZアカウントが一斉に非公開に戻され、NewJeansという既存のグループ名と活動体制に復帰する手順が一層具体化されたのではないかという見方が強まっている。ファンの間では「NJZページの整理が事実上完全体NewJeans体制に戻るという信号ではないか」という解釈とともに、今後ADORが発表する公式立場と活動計画に関心が集中している。
