
グループ アイリット(ILLIT)が最近発表したシングル 「NOT CUTE ANYMORE」でグローバル音楽市場で頭角を現している。所属事務所ビリーフラップは12月3日(韓国時間、KST)基準で、この曲がSpotifyの「トップソングデビュー(Top Song Debut)」チャートでアメリカ1位、グローバル2位を獲得したと発表した。この順位は11月28日から30日まで集計された結果である。
音源公開から1日で「デイリー・トップソング・グローバル」に進出したこの曲は、発表から1週間でSpotify累積ストリーミング1千万回を突破し、興行の信号弾を打ち上げた。特に北米地域で強い初期反応を引き出した点が注目される。
今回のシングルはレゲエリズムを基にしたポップジャンルで、従来のアイリットが披露してきた明るく弾むサウンドとは異なり、落ち着きながらも夢幻的な雰囲気を前面に押し出した。音楽的スタイルの転換は好評を得ており、中毒性のあるビートと対照的な独特な歌詞、微細な表情の変化が目立つキリングパートの振り付けがグローバルファンダムを引き寄せる要因として挙げられる。
また、SNSプラットフォームではこの振り付けを活用したショートフォームコンテンツが迅速に拡散しており、ファンが直接制作したカバー動画も継続的に登場している。業界関係者は「アイリットがデビュー1年目に入り『変身型コンセプト』に成功した」と評価している。
アイリットは年末を前に韓国と日本を行き来しながら多数のステージに立つ。来る10日、フジテレビ「FNS歌謡祭」を皮切りに、13日KBS2「2025ミュージックバンクグローバルフェスティバル IN JAPAN」、15日TBS「CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル」に出演する。続いて20日「2025メロンミュージックアワード(第17回メロンミュージックアワード)」、25日「2025 SBS歌謡大典」、31日NHK「第76回紅白歌合戦」でグローバルファンと出会う予定である。
今回の成果は短期チャート成績を超え、次世代K-POPガールグループの成長モデルを証明する指標となる見込みである。アイリットが次のステップでどのようなグローバル記録を打ち立てるのか注目が集まる。
